リサイクル出前授業

東京都 大田区立都南小学校出前授業 報告

  • 日時
    2018年8月7日(火)12:30~15:15
  • 場所

    大田区立都南小学校 (理科室)

  • 報告

     多摩川の干潟や草原などの自然に恵まれた大田区立都南小学校のPTA主催企画「サマーわくわくスクール」に希望した4年生から6年生30名と保護者3名を対象に出前授業を行いました。
    都南小学校は昭和14年に開校し、児童数355名の小学校です。開校79周年となりますが、開校当時に東京の一番南にある学校とのことで『都南』の校名がついたようです。
    教育目標として「*健康で明るい子 * よく考え行動する子 *人を愛するやさしい子 *終わりまで仕事をやりぬく子」を掲げ、元気な笑顔あふれる都南小学校を目指しています。
    出前授業は全国牛乳パックの再利用を考える連絡会平井代表の挨拶の後、平井代表による「リサイクルのお話」の講義を開始しました。
    日本の紙パックリサイクルシステムは、もったいないの精神から1984年にはじまり既に34年になることや日本の回収方法と諸外国の回収方法との違いの説明、更に再生品の品質の違いに非常に驚きの表情をみせていました。
    その後、森林資源管理の必要性、紙パックから得られるパルプは高品質なため捨てるのはもったいない点、紙パックをリサイクルするとゴミとCO2の削減にもつながる点などスライドを交え分かり易く有意義な講義となりました。
    講義終了後にパックン探検隊DVDを視聴し、パネルや展示物を使った学習と「手すきはがきづくり」の実習授業の開始となりました。
     「手すきはがきづくり」の実習授業では紙パックから再生された高品質なパルプに初めて触れ、柔らかさと白さに驚き、全員が「世界で1枚のオリジナル手すきはがき」を完成させました。
    今回は夏休み中のこともあり児童たちはリラックスした雰囲気でした平井代表より講義を受ける心構えを児童たちに伝えたあと記念撮影となり終了となりました。

    • 手すきはがき作りに興味津々 
    • オリジナル手すきはがきとともに記念撮影