リサイクル出前授業

山梨県 南アルプス市立白根百田小学校 出前授業 報告

  • 日時
    2018年8月30日(木) 13:35~15:30
  • 場所

    南アルプス市立白根百田小学校(家庭科室、理科室)

  • 報告

      東に南アルプス連峰、南に富士山を一望できる山梨県の南アルプス市立白根百田小学校に行ってきました。8月の残暑厳しい中、子供たちは教室の窓を開け一所懸命に授業に取り組んでいます。今回の出前授業では4年生2クラス49名が、紙パックリサイクルの学習と牛乳パックを原料とする手すきはがきづくりに取り組みました。
     まず、音楽室で全国牛乳パックの再利用を考える連絡会平井代表から、紙パックリサイクルのお話しがありました。説明内容に次々と応える子供たちは、「海外の古紙選別場ではゴミや虫が混じることもありますが、再生された紙はピザ箱等に利用されることもあります」との解説には、「本当?問題あるね、日本はしっかり分別しているから大丈夫だね」。こうしたやり取りの中で、紙パックリサイクル活動の歴史や現状、また森林管理の大切さ等を学びました。
     次に、2組に分かれ「世界に1枚だけの手すきはがきづくり」と「DVD視聴・クイズ・パネルを使った学習」に取り組みました。「楽しかったー」と手すきはがきづくりを終えた笑顔の女子、パネル解説に身を乗り出す男子など、皆楽しく体験授業を受けました。
     まとめでは、7月の西日本豪雨で被災した広島市の小学校(「牛乳紙パックで『遊ぶ学ぶ』コンクール」出展)に、子供たちからお見舞いのはがきを送ることになりました。また先生より「今日学んだ紙パックリサイクルについて、おうちの方々にも伝えて下さい」との指導がありました。最後に皆笑顔で記念撮影を行いました。これからも地域全体で紙パックのリサイクルに関心を持ってもらえそうです。

    • 平井代表の話を真剣に聞く児童
    • 出来上がった手すきはがきと記念写真