リサイクル出前授業

広島県 広島市立八幡東小学校 出前授業 報告

  • 日時
    2018年9月11日(火)13:45~15:30
  • 場所

    広島市立八幡東小学校(体育館)

  • 報告

     「かしこく やさしく たくましく」を「みんなの目標」に掲げ、創立40年目を迎える八幡東小学校の4年生4クラス106名を対象に、山に囲まれた緑豊かな景観を望める体育館にて出前授業を行いました。
     今回の授業は、PTC(Parents保護者 & Teachers先生 & Children児童)という年に一度各学年で行われる、保護者と先生と児童が親睦を深めながら学ぶ行事の一環として開催されました。
     全国牛乳パックの再利用を考える連絡会 平井代表による、牛乳パックのリサイクルの歴史と現状、国内外の回収方法の違いなどに関する講義があり、各児童の隣に座った保護者の方々も児童たちと一緒に熱心に聞き入っていました。講義のあとは二グループに分かれ、「手すきはがきづくり」の実習と、DVD「牛乳パックン探検隊」視聴と○×クイズにそれぞれ取組みました。「手すきはがきづくり」では、初めて手に触れる牛乳パックのパルプに驚きを見せたり、出来上がった世界で一枚の手すきはがきを嬉しそうに母親に見せたりして、牛乳パックの大切さを実感していました。保護者の方々も、牛乳パックからはがきを作る方法を積極的に質問し、「家庭でもやってみます」とリサイクルに前向きな姿勢を見せていました。
     授業終了後平井代表より、関西の福祉作業所が作成した手すきはがきが全児童に贈られました。続けて、「今年7月の豪雨で被災した同県内の小学校に向けた応援メッセージをこのはがきに書いて容環協にお送り下さい」とのお願いに対し、児童たちは元気な返事を返していました。
     牛乳パックをリサイクルして生まれ変わったはがきで、被災地の方々を少しでも勇気づけることが出来たのであれば、紙パック資源の重要性やリサイクルの大切さを知ることに加え、さらに貴重な経験となったことと考えます。

    • たくさんの児童・保護者が授業を受けました
    • スタッフも20名体制で大いそがし