リサイクル出前授業

大阪府 大阪市立長吉南小学校 出前授業 報告

  • 日時
    2019年10月8日(火) 13:50~15:30
  • 場所

    長吉南小学校5年生 2クラス 61名

  • 報告

     長原駅から歩いて10分程の近くに大規模集合住宅があるところに立地する大阪市立長吉南小学校5年生2クラス61名を対象に出前授業を行いました。当日はあいにく小雨混じりのどんよりとした空模様でしたが、学校は児童の活気に満ちあふれていました。
     全国牛乳パックの再利用を考える連絡会平井代表の講義から授業が始まると児童は集中して耳を傾け、熱心にノートにメモを取っていました。紙パックから得られるパルプは大変良い品質であることや原料の森林資源は大切に管理されていることなどを学びました。
     また、ヨーロッパでは日本のように使用済み紙パックを「洗って 開いて 乾かして」分別回収せず、飲み残しもそのままでペットボトルやアルミ缶などと一緒に回収し、回収・リサイクル現場は臭気がひどいことを知り、驚いていました。
     引き続いて各クラスが「手すきはがきづくり」と「クイズパネルや展示物を使った学習」の2グループに分かれての授業となりました。児童は水に溶かした紙パックパルプからすき上げたはがきの上に絵柄を真剣な面持ちで載せ、その後絞り出される水の量にも驚き、出来上がったはがきを見せ合い満足そうでした。また、パネル学習では講師の質問に大変活発に応答し、正しい知識を身につけました。
     今回の授業を通じて資源の有効利用としての紙パックリサイクルに理解が広まり、活動の大切さを実感いたしました。

    • 紙パックリサイクルについて真剣に学ぶ様子
    • 世界に一つの手すきはがきが完成