リサイクル出前授業

山梨県 大月市学童クラブなのはな 出前授業 報告

  • 日時
    2019年5月15日(水) 13:00~15:00
  • 場所

    なのはな(大月市立七保小学校内)

  • 報告

     学童クラブ「なのはな」は大月市立七保小学校の生徒を対象としており、今回は2年生から6年生の生徒18名と教師・保護者9名の計27名参加のもと、出前授業を行いました。昨年度から申込をいただいており、2年越しでの授業実現となりました。なお、七保小学校では紙パックの牛乳を給食で使用しており、1年生から手開きと回収を実施しています。
     授業では、まず全員を対象に、全国牛乳パックの再利用を考える連絡会・平井代表より、日本の牛乳パックリサイクルに関する話を行いました。地元の大月市から牛乳パックの回収運動が始まったという歴史に驚き、日本の紙パックリサイクルは「洗って、開いて、乾かして」により海外に比べて非常に良質のパルプが得られることを知り、紙パックには「リサイクルありがとう」の表示があることを再認識するなど、得られることが多い講義となりました。
     その後に、ブリックタイプの牛乳を使って手開きの講習を行いました。給食で使用する屋根型タイプの手開きには慣れている子供達ですが、異なる形状の紙パックでも簡単に開けることを知って驚いていました。
     次に「手すきはがきづくり」の実習をおこないました。通常の出前授業では4年生を対象にすることが多いのですが、2年生から非常に興味を持って手すきに取り組んでいました。会場の関係から座った姿勢での手すきとなりましたが、講師側にとっても新鮮な体験でした。手すきが終了した児童は、パネルや展示物を使った学習も行い、紙パックリサイクルに関する理解を深めました。
     最後に全員で「世界で1枚のオリジナル手すきはがき」を持ち、元気な笑顔で記念撮影を行いました。会場を離れる際は全員で見送りをしていただき、心温まる思いでした。

    • 牛乳パックの回収は大月市から始まったという話にビックリ。
    • 世界で1枚のオリジナル手すきはがき